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歯科用CTについて

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歯科用CTはこんなにすごい!!

歯科用CT症例歯の治療にCTなんて必要なの?そう思った方もいらっしゃるかと思います。

結論から申しますと、画像診断においてはCTは革命である!と断言できます。

今までの歯科のレントゲン撮影は、基本的には平面です。しかしながら、歯もそれを支える骨も当然立体です。
もちろん、従来のレントゲンも必要な検査であることに変わりはないのですが、CT画像を見ると、平面画像の限界を感じることが少なくありません。

具体例を見てみましょう。

歯科用CT症例

症例1

歯科用CT症例1-1腫れがあった歯です。
お薬で腫れは引きましたが、原因がはっきりしません。
①のあたりが少し黒いかな?という程度です。
歯科用CT症例1-2CTで見てみましょう。
なんと②の根の周りには全く骨がないことがわかります。
さらに、この病巣が原因と思われる、上顎洞炎があることもわかります。

症例2

歯科用CT症例2-1たまに違和感がある歯です。
①②③で示すように、アヤシイ所は多いです。
通常の治療で治せるでしょうか?
歯科用CT症例2-2CTで見てみると、
①の根は、舌側の根だということがわかりますが、なんと直角に曲がっています。
この根の先に病巣があり、これでは根の治療はできません。

歯科用CT症例2-3②は分岐部病変ですので、根を分割し、清掃しました。
①の根はこの1本のみ抜去しました。

症例3

歯科用CT症例3-1①は、腫れと痛みがある歯です。
②は、動脈と神経の管です。
歯科用CT症例3-2CTにて、舌側の骨が大きく欠損していることがわかり、抜歯することになりました。(③)
抜歯後はインプラントを希望しています。
歯科用CT症例3-3②の神経に侵襲を与えないインプラント治療が必須ですが、なんと神経の管は枝分かれして、もう1本あることがわかります(④)。
歯科用CT症例3-4インプラントのシミュレーションです。
神経の枝までの安全な距離を確保すると、インプラントはほとんど骨に埋められません。
したがって、抜歯即時インプラントは避け、半年後に骨ができてからのインプラント治療となりました。

このように、通常のレントゲンのみではわからないことも、歯科用CTを用いることによって、より良い診断ができるのです。

CTの料金

保険で撮影する場合
(症例は限られます)
11,700円
3割負担で約3,500円
当院通院中の方 税込み 5,500円
※インプラントの診断の場合、無料
他院通院中の方 税込み 12,100円