ホワイトニング
歯みがきや歯のクリーニングでは落ちない、加齢などによる歯の黄ばみを、歯を削らずに白くする方法です。
ホワイトニングは、専用のホワイトニング剤を歯の表面に作用させることによって、歯の黄ばみ、色素を分解して歯を白くしていきます。
天然の歯を白くしていくため、自然な色の仕上がりになり、笑顔の魅力度が格段にアップします。
※初診日にホワイトニングの施術はできませんので、ご了承ください。
ホワイトニングの臨床例
<case1>
治療名:ホームホワイトニング
治療の説明:型取りをして作られたトレーの内面に専用の薬剤を入れて歯を白くします。(約2週間かかります)
治療のリスク:歯がしみることがあります。希望の白さにならない事があります。白くなる程度は個人差があります。白くなっても後戻りします。
治療の料金:1本30,000円(税込み33,000円)
当院で行っているホワイトニング
- オフィスホワイトニング歯科医院で薬剤の塗布と光照射によって短期間で歯を白くする方法(通常2回行います。)
- ホームホワイトニング専用のマウスピースを製作し、ご自宅で薬剤を用いて白くする方法(2週間から4週間行います。)
- デュアルホワイトニングオフィスホワイトニング後にホームホワイトニングを併用する方法。白さが長続きするので、オススメです。
オフィスホワイトニング
使用する機械はBRILLICA(ブリリカ)というものです。
BRILLICAとは、直接開口器に取り付ける、新しいタイプのホワイトニングです。
動いても照射位置が一定なので効率的な施術が可能になり、患者さんの動いてはいけないという負担が軽減されます。
BRILLICAの特徴
特徴(1) 装着タイプ
- 照射位置がずれません
⇒照射効率が良く時間の短縮にもなります。
⇒光が目に入りにくくなりました。 - 動いても大丈夫な為、患者さんのストレスの軽減になります。
- スタンドがありません。
⇒邪魔にならない
特徴(2) LEDライト
- 発熱が少ないです。
- 3種類の異なる波長のLEDを使用しています。
特徴(3) 軽量・コンパクト
100gの超軽量で患者さんのストレスが少ないです。
特徴(4) 安心・安全性
患者さんに持って頂くコントローラは、どのボタンを押しても照射が停止され、メロディーでスタッフにお知らせします。
オフィスホワイトニングのメリット
- 即効性があり、一度の来院である程度の白さを得られます。(通常2回行います。)
- 結婚式を間近に控えているなど、急ぎの方にはおすすめです。
デメリット
- 歯科医院での治療のため、拘束時間が長くなります。
- 個人差がありますが、施術当日に一過性の痛み(知覚過敏)を感じることがあります。
※一般的にオフィスホワイトニングは知覚過敏がやや起きやすいと言われてますが、BRILLICAではかなり起きにくくなっています。 - 後戻りがやや早いです。
オフィスホワイトニングの料金
上下前歯12本で | 税込み 33,000円 ※2回の総額です |
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追加1歯につき | 税込み 3,300円 |
ホームホワイトニング
専用のホワイトニングトレーを作製し、ご自宅でホワイトニング剤を入れたトレーを歯に2時間程度装着することで、歯を白くしていく方法です。
低濃度の薬剤を使い、長時間かけてじっくりと白くしていきます。(通常約2週間~4週間行います)
ホームホワイトニングのメリット
- 歯科医院での拘束時間が短くて済みます。
- 毎日好きな時間に自分のペースで行う事ができます。
- 比較的、白さが長持ちします。
デメリット
- 効果が出るまでにある程度の時間がかかります。(2週間~4週間)
- 継続的な使用が必要なため、早く歯を白くしたい方、毎日続けることが困難な方には適していません。
- 歯列不正の状態によっては困難な場合があります。
- 長期使用などにより、痛み(知覚過敏)を感じることがあります。(かなり少ないです)
ホームホワイトニングの料金
上下トレー+薬剤2週間分 | 税込み 33,000円 |
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追加薬剤1週間分 | 税込み 2,750円 |
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニング後に、1日~数日ホームホワイトニングを行うことで、後戻りを防ぐ方法です。白くキレイな状態を長く維持でき、セット価格なのでお得です。
デュアルホワイトニングの料金
デュアルホワイトニング(セット) | 税込み 55,000円 |
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ホワイトニングの注意点
※ホワイトニング前にクリーニングや虫歯の処置が必要な場合があります。
ホワイトニングを効果的に行うために、術前に歯石の除去や、クリーニングが必要な場合があります。
また、虫歯がある状態でのホワイトニングはできません。
※陶器のような均一な白さにすることは出来ません。
ホワイトニングでは、歯の自然な状態を維持しながら漂白するため、陶器のお皿のような均一な白さにすることはできません。
※ホワイトニングの効果が得られにくい場合もあります。
- 先天的な着色歯、重度のテトラサイクリン(乳幼児期における抗生物質の過剰摂取による変色歯)
- 神経を除いた歯(ウォーキングブリーチで漂白することが可能です。)
- 元の歯の色がまだらになっていたり、斑点状に白い部分がある歯は均一に白くなりません。
- 詰め物などの色は変わりません。(ホワイトニングした後の詰め直しをおすすめします。)
※ホワイトニング後は、酸性の食品や着色性の食品、喫煙などは控えて頂く必要があります。
- 酸性の飲食物・・・柑橘系飲食物、梅干し、お酢、炭酸飲料、スポーツドリンクなど。
- 着色性飲食物・・・コーヒー、紅茶、お茶類、コーラ、赤ワイン、ベリー類、カレー、など色素の濃い飲食物、タバコなど。
※ホワイトニング後は定期的なチェックを受けて下さい。
ホワイトニングの効果は永久ではありません。個人差がありますが、後戻りがあります。
より長く効果を維持して頂くために、定期的なチェックとクリーニングを受けていただくことをお勧めします。
また、再度ホワイトニングすることも可能ですのでご相談下さい。
※妊娠、授乳中の方にはお勧めいたしません。
ホワイトニングの薬液は身体には安全な薬液ですが、妊娠、授乳中はお控いただくこともあります。