症例1
腫れがあった歯です。
お薬で腫れは引きましたが、原因がはっきりしません。
①のあたりが少し黒いかな?という程度です。
お薬で腫れは引きましたが、原因がはっきりしません。
①のあたりが少し黒いかな?という程度です。
CTで見てみましょう。
なんと②の根の周りには全く骨がないことがわかります。
さらに、この病巣が原因と思われる、上顎洞炎があることもわかります。
なんと②の根の周りには全く骨がないことがわかります。
さらに、この病巣が原因と思われる、上顎洞炎があることもわかります。
症例2
たまに違和感がある歯です。
①②③で示すように、アヤシイ所は多いです。
通常の治療で治せるでしょうか?
①②③で示すように、アヤシイ所は多いです。
通常の治療で治せるでしょうか?
CTで見てみると、
①の根は、舌側の根だということがわかりますが、なんと直角に曲がっています。
この根の先に病巣があり、これでは根の治療はできません。
①の根は、舌側の根だということがわかりますが、なんと直角に曲がっています。
この根の先に病巣があり、これでは根の治療はできません。
②は分岐部病変ですので、根を分割し、清掃しました。
①の根はこの1本のみ抜去しました。
①の根はこの1本のみ抜去しました。
症例3
①は、腫れと痛みがある歯です。
②は、動脈と神経の管です。
②は、動脈と神経の管です。
CTにて、舌側の骨が大きく欠損していることがわかり、抜歯することになりました。(③)
抜歯後はインプラントを希望しています。
抜歯後はインプラントを希望しています。
②の神経に侵襲を与えないインプラント治療が必須ですが、なんと神経の管は枝分かれして、もう1本あることがわかります(④)。
インプラントのシミュレーションです。
神経の枝までの安全な距離を確保すると、インプラントはほとんど骨に埋められません。
したがって、抜歯即時インプラントは避け、半年後に骨ができてからのインプラント治療となりました。
神経の枝までの安全な距離を確保すると、インプラントはほとんど骨に埋められません。
したがって、抜歯即時インプラントは避け、半年後に骨ができてからのインプラント治療となりました。
このように、通常のレントゲンのみではわからないことも、歯科用CTを用いることによって、より良い診断ができるのです。
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CTの料金
保険で撮影する場合 (症例は限られます) |
11,700円 3割負担で約3,500円 |
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当院通院中の方 | 税込み 5,500円 ※インプラントの診断の場合、無料 |
他院通院中の方 | 税込み 12,100円 |